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お知らせ

会員園探訪 – あぷりこっとナーサリー

2017/08/1

新緑が眩しい4月中旬、あぷりこっとナーサリーにお邪魔しました。

都電の駅前を降りて数秒で到着。玄関に入ると、子どもたちがお散歩の準備をしていました。陽光指すガラス窓から、都電が通り過ぎるのが見えます。きっと電車好きの子どもは、一日中ここで電車を見ていられて楽しい事でしょうね。子どもたちがお散歩に行ってしまった保育室はガランと広々していて、何処に居ても室内を一望出来ます。唯一死角となる乳児室の奥には合せ鏡が4つ。まるでインテリアのようですが、さり気なく安全確保の工夫がなされています。お部屋の一角で、お散歩に行きたくなかった女の子が保育士の先生とおままごとをしていました。

おままごとしているお隣にお邪魔して、西野先生にお話を伺いました。

「アットホームな園の雰囲気」
西野先生は20才から6年間、大きな保育園で勤務し様々な経験を積みました。そしてお母さんに。その時、働きながら子どもを育てる事の大変さを痛感。お母さんの味方になれる、そんな保育園で働きたい。そんな想いがあっぷる園との出会いだったそうです。「大きな保育園では、なかなか一人ひとりの保護者と密に話し合うことは難しいと思います。」認証保育所という小さな保育園だからこそ出来ることだとおっしゃっていました。

「寄り添う保育」
今では2人の子どものお母さんになった西野先生。大変ではありますが、保育士としてのステップアップを感じるそうです。心掛けている事は「お母さん、お父さんとのコミュニケーションです。寄り添い、信頼します。それは一緒に働く先生たちも同じ。寄り添い信頼しなければ、信頼して貰えないでしょう?」ごもっとも!子どもだけでなく、先生同士も近い存在、みんなで子どもを育てている、そんな保育園なのだそうです。

  

   
この後、代表の毛利さんにお話をお伺いしました。

3つのこだわりを教えて下さい!
• 預ける親の立場として、利用し易く働き易い園
毛利さんはお子さんを認可保育園に預けていて、不都合なことが沢山あったそうです。仕事と子育てでヘトヘト…何と2回も紙おむつを洗濯機の中に入れてしまい、大変な事に!(冷汗)女性の社会進出の為にも安心して預けられる、そして保育士も安心して働けるよう、こだわっています。兄弟で入園し易いように配慮し、保育士も働き方は自由。時短で働く方も多いのだとか。お陰で口コミで入園される方や保育士も集まってくるのだそうです。

ステンレスの調理器具を使用したお昼ご飯
無水・無油で調理します。素材の中から水分や油などが出てきて、素材そのものの味が出せるのだそうです。荒川区の認可保育園と同じメニューを作っているのですが、試食した区の担当者が「美味しい! 何で?」となったのだそうです。私も試食したかったな…。

地域(荒川)の活性化に寄与したい
お遊戯会ではクッキーを、卒園記念にはお箸をプレゼントしますが、荒川の地域で用意します。私たちみたいな「小さな保育園」が地域を支えているし、支えられている。その言葉に毛利さんの「荒川愛」を感じました。これからは障がいを持っている子どもが入り易い、柔軟な保育園を作って行きたいとおっしゃっていました。